一人暮らしをはじめて

2020年12月31日木曜日

一人暮らし

t f B! P L

 


報告がかなり遅くなってしまったが、10/18(日)より一人暮らしを開始した。

気づけばもう一人暮らしを初めて2ヶ月が経過した。生活に必要なものはそれなりにそろって落ち着いたので、引越し当日から現在に至るまでを振り返ってみる。


【引越し当日】

引っ越しは業者を使わなかった。両親に手伝ってもらい運搬はレンタカーで済ませた。初めての一人暮らしで家電家具がなかったので荷物が溢れる心配はなかった。引っ越し前の最後の1~2ヶ月はとにかく実家から早く出たいと思いが募っていた。しかし、いざ荷物をすべて車に乗せると、何とも複雑な気持ちが湧いてきた。いよいよ一人暮らしが始まるという現実を完全には受け入れられない自分がいた。10年も過ごした場所ということもあり、エモみを感じずにはいられなかった。新居到着後の搬入作業はあっさり終わった。自分が引っ越した時点ではまだ入居者は5人もいなかったと思う。一通り荷物を運び込むと、近くのお店で両親とランチを食べた。雪の釜珈琲という、船堀にしてはオシャレなカフェだ。食事はピザやパスタが中心で新潟の食材を多く使っているようだった。内装や食器に凝っていてまた来たくなるお店であった。ランチを終えると両親は実家に戻り、入れ替わりで友人が新居に到着した。家電や家具がぞくぞくと届いた。ニトリで注文した在宅ワーク用のデスクとチェアはやたら組み立てが難しかった。3人がかりで合計2時間程度を要した。夕食は近くのカジュアルなステーキ屋で食べた。友人と解散した後の夜はとにかく寂しかった。翌日が月曜でいきなり出勤だったことも精神的にきつかった。


【一人暮らし開始】

もともと一人で過ごすことが好きだったので、寂しさはすぐに解消された。本当に自由なんだという高揚感と、部屋を充実させたいというモチベーションが寂しさを上回っていった。引っ越し初日に必要最低限の家電と日用品、寝具は揃っていたので、生活を快適にするアイテムを揃える段階に入っていた。

まずは収納系の家具を揃えようと思い、ラックをリビングとキッチン、洗面台に導入した。これらはすべて無印良品のものだ。一人暮らしを始めてから無印良品の虜になった。シンプルで洗練されたデザインと店舗の雰囲気が好きで、2週間に一回は通っている。最近は普段着も一部無印で購入するようになった。「やわらかポリエチレンケース」は大変便利で、収納はもちろん洗濯物の取り込みにも使用している。


リビングはかなり快適になってきたが、まだ完成には至っていない。デスクやベッドはいいとして、なかなか定まらないのがテーブルだ。最初ニトリのローテーブルを購入したが、そもそも床に座る生活をしようとはならなかったので、数週間で実家送りになった。次に高さとオシャレさを求めて丸形のカフェテーブルを購入した。直径60cmなのだが、使ってみると意外と小さい。食事をするには一人が限界で、人を呼んだときに複数人で食事がとれる程のスペースは確保できない。また、最近ソファーを導入したのだが、そのソファーに対して若干高い。そこで、高さ調整が可能なテーブルの購入を考えている。


あとは好きなアーティストや映画のポスターを壁に張りたい。やはり好きなものに囲まれた方がテンションが上がるので、以前から夢見ていた。ポスターの選定やどのように貼り付けるかは今後検討する必要がある。


自炊はそれなりに試みている。実家時代は料理はほとんどしなかったし、スーパーに食材を買いに行くこともまともになかったので、食品の価格帯や買い物の要領すらイマイチわからなかった。今はスーパーに入店する前から買うべきものが頭に入っており、かつ、どこに何が売ってあるのか把握しているため、初期と比べると買い物時間はそれなりに短縮された。買い物タイムアタックはこれからも続く。


平日も仕事が遅くならない日は基本自炊をしている。作るのは簡単に作れる和食料理が中心だ。肉料理と魚料理がそれぞれ半分くらい。毎回食材が変わる謎の肉野菜炒めは困ったときの「逃げ」の料理になっている。今までで作った料理で一番美味しかったのは鯛の煮付けだ。鯛は少し高いのであまり頻繁には買えないが。たまに頑張ってシチューとか手間のかかる料理を作ったりしている。今までで一番失敗したのは豚汁だ。実家時代何度か作ったことがあったため問題ないと思っていた。しかしこの日は鍋の底に知らないうちに焦げができ、がっつり汁に混入してしまった。その結果やたら黒っぽい豚汁が完成した。


実家には2~3週間に一度は帰っている。この記事を書いている今も実家で過ごしている。1泊だけして明日朝戻る予定だ。新居と比べると実家はとにかく居心地が良い。広くて暖かいという物理的な快適さもあるし、家族がすぐそこにいるという精神的な安心感が何よりも大きいのかもしれない。一人暮らしを始めて改めて気付かされた。


【おまけ】

最後に一人暮らし買って良かったものをいくつか紹介する。


①スタッキングシェルフ(無印)



リビングに設置している無印のシェルフ。とにかくシンプルで本や小物の収納に使用している。基本セットと追加セットがあり、あとからもう一段ほしいとなった場合も追加セットのみ購入すればスムーズに拡張できる。無印の収納ボックスであればぴったり入るサイズになっており、自分流にカスタマイズできるのも楽しい。少し価格が高いのが難点。


②遠赤グラファイトヒーター(Aladdin)



エアコン以外にも暖房器具がほしいと思い、アラジンのヒーターを購入してみた。2段階の調整が可能。鳥かごのようなユニークな見た目と、立ち上がりが早い即暖性が魅力だ。間接照明にもなるので、夜真っ暗な部屋の中、こいつで暖まりながらほろ酔い状態でギターを弾くとロマンティックな気分に浸れる。


③ワゴンチェアースワレル



調味料などの収納としても使えるし、作業中の椅子としても使えるアイテム。男のキッチンあるあるなのが、やたら調味料系をそろえたがる。自分もその一人である。コンロ脇に置けなくはないが、雑多な印象を受けてしまう。また、料理でたまに発生する待ち時間の過ごし方に以前から困っていた。キッチンから離れたくはないけど立ちっぱは辛い。このワゴンチェアを導入することでそれらの悩みは一度に解消された。洗い物を座りながら行えるようになったのも嬉しい。もう若くはないので立ち作業の時間はなるべく減らしたいものだ。1Kの場合通路に置くことになるのでやや場所をとるが、人が通れる幅は確保されているので問題ない。


そういえば、もう引っ越したのでブログのタイトル新しくしなければ。

【終】

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社会人6年目のシステムエンジニア。 レールのど真ん中を歩く人生。

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