Take It Easy

2021年6月13日日曜日

人生

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一人暮らしをしているし、毎週末遊ぶほど友人がいるわけでもないので、一人でいる時間は本当に長い。一人でいるとどうしても物思いにふけってしまうものだ。どういうキャリアを目指せばいいんだろう、とか生きる意味ってなんだろう、とか自分の中で議論してみるも、人生経験がないので毎回結論が出ることはなかった。


最近、ある考え方に触れて衝撃を受けた。生きる意味なんて別にないのだと。字面だけだと悲観的に見えるが、実はその逆で今の自分を肯定しようという考え方なのである。生きる意味に縛られると、せっかくの人生だから何かを成し遂げないといけないとか、将来にむけて○○を勉強しないといけないとか、誰かに命令されたわけでもないのに自分を追い込もうとしてしまう。私の場合だと、せっかくの休日だからどこかに出かけないともったいないと思って街歩きに繰り出したり、これまで何となく続けているからという理由だけで、楽しく感じていないのに筋トレをしたりする。虫や動物と同じで、我々は偶然生まれて偶然生きているだけだから、生き方に正解はない。そのような意図が「生きる意味はない」という考えの根底にある。社会人になって様々な現実がのしかかってくると、意外と出てこない発想だった。今まで自分でハードルを作ってそれに悩むことが多かったので、この考え方を知って少し楽になった。


有名人だと、ひろゆきやカズレーザーがそのような「人生無意味論者」だ。彼らは、背伸びをせずに自分が生きやすいように生きて、毎日を幸せに過ごせればそれだけでいいんだと肯定してくれているのだ。なるほど、そういう意味だと子供は生きる意味なんて考えず、目の前の楽しいイベントを思い切り楽しめる、だから当時は毎日充実感を覚えていたのかもしれない。野球とビールがとにかく大好きな友人がいる。彼は大事な野球の試合がある日は何が何でも有給をとって観戦に行く。新卒で大手旅行代理店の会社に入社するも、1年余りで辞めて、福岡のビール関連の会社に転職した。社会人で純粋にやりたいことをやっている人はそんなに多くない。社会人だとお金や家族などの問題もあるので、100%好きなことだけで生き方を構成するのは難しいかもしれない。ただ、行動次第では環境も変えられるし、今の環境であっても考え方を少し変えれば肯定できる余地も出てくるのではと思った。


そういえば、朝は専らコーヒーを飲むようになり、紅茶はあまり飲まなくなった。ボーナスも入ったことだし、コーヒーメーカーを購入しようかと思う。

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社会人6年目のシステムエンジニア。 レールのど真ん中を歩く人生。

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